アメリカンの彼と結婚までの軌跡

海外大好きミーハー女子

アメリカ人彼氏と宗教の話〜クリスチャンになるまでの道のり〜

f:id:panapuu:20171111104240j:plain


私は現在アメリカ人の彼氏とお付き合いしていますが、最初私は宗教の違いに戸惑いました。彼はめちゃめちゃ信じているクリスチャン。私は無宗教(実家は仏教ですがほとんど信じていないようなもの。でも都合のいい時だけ神様助けて!という最近の日本人スタイル笑)そんな私が神様を信じクリスチャンになるまでの道のり。

 1神様なんていない

私は初めて彼とデートした際にたくさんのことを話しました。お互いの故郷のこと、好きなもの、食べ物、映画、趣味。その時になんでかわからないのですが神様の話になりました。私は神様なんていないよね〜と彼に言うと彼はなんで?とそこから神様の話にシフトチェンジ。ひたすら私たちは神様について語り合いました。私は以前イギリス人と付き合っていたのですがその人はまったく神様を信じておらずむしろ全部科学的。それに彼の周りもクリスチャンやその他の宗教を信じている様子がなかったので若い人はやはり信じていないんだな、と思っていました。でも彼はアメリカの南部出身。アメリカの南部は結構厳格なクリスチャンの人が多いです。彼はミニストリースクールという宗教の学校にも行っていたほど神様が大好き。最初はそんな彼と神様なんていないから!!!としょっちゅう喧嘩していました。

 

 

 2まあとりあえず信じてみてよ。とりあえず一緒に教会に行こう。

彼には「絶対に信じない。あんたが信じていても別に何も怒ったりしないけどあんたの考えを私に押し付けないで!!!!!」といつも発狂していました。彼は私に聖書を持ってきたりyoutubeを見せたりと色々な手で神様を信じさせようとしていたけど私は頑なに拒否していました。でもまあ、相手が信じていることを知っておくという意味で教会に行ってみるか・・・と決心をし、教会に彼と行くことにしました。私は教会なんて結婚式の時に見る感じでしか知らなかったのですごーく緊張していました。でも実際行って見ると、なんだこれは。クラブじゃないか!!!!私が連れて行かれたのはLife Houseという新しい若い世代の人たちが中心の教会。ここは大きな六本木のハコで賛美して歌うんだけどこの曲調も結構若い人が好きな感じの歌になっているし周りを見てもみんなイケイケ。外国人と日本人がたくさん集まっていて活気を感じた。内容も話したことを通訳する人がいて牧師さん(メインの牧師さんはオーストラリア人)が話したことを通訳して日本語にしてくれます。なんというシステム。最初は私のイメージしていた教会と全くかけ離れていて正直びっくりしました。クラブとかが好きな私は結構イメージが良かったです。でもそこで出会う人たちがみんなすぐにFacebookの連絡先とかを聞いてきたし、なんかとりあえず友達になっておこう的な感じ?なんだろう、うわべだけ感がプンプンでなんか怖かった。きっと宗教だから何かにつけてお金取ろうと思ってるんだとか色々マイナスなイメージばっかりだったな。その音楽のCD売ってるよとか宣伝してたし最初は色々疑う目でばかり見てたな。

 

 

 3ちょっと読んでみようかな、聖書

聖書をちょっと読んでみようかなという気になったんです。もともと別に悪いことが書いてあるわけではないことは知っていたので、なんとなく読んでみようかなと思いました。でも読書が好きだった私は結構スラスラ読めました。何を言いたいのかよくわからないことも多々あったけど。登場人物の名前が多すぎて一つのストーリーとして読むのは結構難しかったな。で、読んでたら色々心に突き刺さるものがあるのよね。私は昔結構悪いことをしてて、罪を犯したっていう気持ちが心にあったから信じたり読んだりするのが怖かったんだと思う。でも信じたいって気持ちもあったし。だからそのせいで心がぎゅーっとしぼられるような苦しさだったの。いつも。

 

 

4 大きなきっかけ

もともと彼と真剣に交際してて結婚のこととかを考えていたんだよね。最初私はこんなに長く交際が続くと思っていなかったから色々昔のこととか隠していたことがあって。でもある夜、彼が真剣な顔で「俺たち何があっても一緒にいると思うんだ。何があっても俺は君から離れないよ。だってずっと一緒にいるはず、そういう運命なんだから。」って言って私のことを見つけてきたの。私はずっとこの人に全てをさらけ出してありのままの私をわかってほしいと思っていたから、この言葉を聞いた時に彼が本気で私にぶつかってくれてるのに私は隠してやり過ごそうとしているんだ。と思って今までの私の過去の過ちを全て彼に伝えたの。その時だな。やっと、信じるのが怖かったけど神様は絶対にいて私のことを変えてくれると思ったの。過去にいろんな人が悪いことをしていたりしたけどそんな人一人一人神様はちゃんと見ててその人に真っ当な道をもう一回与えてくれるんだよ、って彼が教えてくれて。やっと心の底から神様を信じる土台ができたんだよね。このきっかけが私を大きく変えてくれた気がする。前は自分の罪を認めるのが怖かったし、隠せばバレないって思ってた。でも心の苦しみが日に日に強くなっていってやっぱり隠すってことはいい方法じゃないよって神様が教えてくれていたんじゃないかな、と今になって思う。

 

 

 5その後の心境の変化

この告白が私にとってすごく大きな変化を与えてくれたと思う。毎日心に棘が刺さったみたいに辛かったけど、やっと自分の過去のことを伝えてとても心が苦しくなったし、聖書を読んで神様の言葉がすっと頭に入ってくるようになった。なんか理解が簡単になったというか疑いを持って読まなくなったからかな。彼に私の過去を告げた時これは簡単に許せるようなことじゃないって言われてとてもとても苦しく辛かったけどでも私のなかではもし隠して結婚したとしても絶対に心から幸せだって思えなかったしもし嫌われて別れることになったとしても私は私の人生と心の中に誇りを持てるなって思えたの。きっと神様が一歩進む勇気を与えてくれたんだなと思う。今はまだバプティズムとかを受けてはいないけれど心では神様を信じることができている。そして信じるとびっくりするくらい不思議なことがたくさん起こるんですよ。笑 私は母と姑が仲が悪くて母のストレスがすごく溜まっていてどうにかしたいと祈ったら、数日後に子犬がうちに来て母のストレスが軽減したり、私の仕事関係では部署をICUに異動したいと思って彼が祈ってくれたら晴れて4月から異動になったり。彼が私に神様を信じるように祈ったら結果信じられるようになったり!なんか色々と起こっています。それが信じたからなのかたまたまなのかはわからないけれど、以前教会で出会った子が「たまたまかもしれないけどそれを、運命だとか、奇跡だとか、神様が与えてくれたんだ!って考えられたらそれだけで人生楽しくならない?」って言われて確かに。と思ったんですよ。自分が祈ってそれが叶ったって考えるか、たまたま起こったって考えるか。そりゃあ、自分の思い、願いが叶って今に至るって考えた方が随分とハッピーになれると思いませんか。なので私はそう考えることにしたんです。結構ハッピーですよ。あと、辛い時に神様に頼ることができるって結構大きいと思うんですよ。結構でかい失敗してしまって人生のどん底だって時、頼るものが自分しかない状況と藁にもすがる思いで神様を信じているのとでは心境が全く違うと思うんです。だから日本ってすごく自殺が多いんじゃないかな。電車がよく自殺で遅延していると思うんだけど、もっと何かとりあえず信じて試してみればいいじゃないの。って思う。意外と信じたら救われて今電車に身を投げなくてもいい状況になるんじゃないかな。誰か心の内を話せる友達ができたり、助けてくれるような友達が現れたりするんじゃないかな。だから希望を投げ出さないで欲しいな。と神様を信じてから思うことが多くなりました。結構話が脱線しちゃったんだけど、今はこんなふうに考えています。

 

きっと、外国人の方と付き合っていて宗教のことで衝突することもあると思うんです。でも私はこうやって相手が何を信じているのか知っていきたいと思い、実際に知ることで結構変わりました。頭ごなしに無理とか思わず相手のことを知りたい、そいう思い出相手に関わると色々見えてくるものがあるし相手もわかろうとしてくれるので。ぜひ、お互いを分かり合える素敵なカップルになってくださいね。